母の日を前に、少し金を送る。

母の日を前に、母にLINEをした。

「母の日、なんかほしいものある？」

「軽くはおる上着。古着ばかりで困っているのよ」

「ぼくが服を選ぶのは難しいから、そっちで買ってくれない？お金払うから」

すると、服の卸売をしている友人からいつも服を買っているので、その方から買えば5,000円から7,000円で買えるとのこと。

「そんな安いんなら、好きなの２、３着どうぞ」

「そんなに！？じゃあ、10,000円ということで」

なんて安上がりな親なんだ。その場で振り込んで、さらに喜ぶ母。

「ありがとうございます！購入したら、スマホで送ります」

10,000円でいい気分になれた。コスパ、最高にいい。

そういえば、ぼくは父の日に何かしてもらったことがないな。
（ぼくには息子がいる。10数年ほど前、息子が3歳の頃に離婚し、元嫁さんが大切に育ててくれている。高校生になった息子とは年に数回顔を合わせる程度だ）

「父の日だけど、何かほしいものある？」って言われたらどうしよう、どうしよう。そんなことあるわけないから、考えたこともなかった。

うーん、そうだな。今は何にもいらないけど、やっぱこれだな。

息子が成人した年の父の日に、ビール一杯おごってもらおう。

あと、4年後か。楽しみだな。絶対うまいんだろうな。
いろんな味がするんだろうな、きっと。