自分を、責めてみる。
自分が嫌いだ。
52歳にもなって、ここまで自分のことを好きになれていないとは思わなかった。
「これまでわりとよく頑張ってきたね。まだまだ頑張んなきゃね」くらいな気持ちで生きていると思ってた。
こういう状態でいるときこそ、自分自身に反省の目を向け、自分を責めてみるのもいいんじゃないか。
さて、というわけで…
ぼくってさ、自分はわりとストイックに生きてるというように見せつけるくせに、実は自分に甘く、コソコソと怠けているよな。
ぼくってさ、「来るもの拒まず去るもの追わず」をモットーにしてるけど、それって結局、自分から行動を仕掛けて失敗することを避ける、責任逃れをするようなチキンだということを誤魔化して言ってるだけじゃないの。
ぼくってさ、女性に対しても「来るもの拒まず去るもの追わず」だよね。それで好きな女性逃しちゃったこといっぱいあるでしょ。自分の「好き」にすら責任が取れないんだ。
他人の劣っている部分を見ると腹を立てて、厳しいことを言いそうになる(または言ってしまう)ことって、誹謗中傷が癖になってる器の小さい奴らと同じ行動パターンじゃないの。
やべえ、いくらでも出てくる。
親に対する態度がそっけないのも、ぼくのダメなところだよね。両親は今のところ元気にしてるけど、かなり年なので、これから訪れる面倒や介護、その先にある死から顔を背けてるんだろ。だから、嫌な態度を取ってしまうんだよね、知ってるよ。
仕事や創作中、ここは集中してやらなくては突破口を見出すことができないという場面に、ギターに逃げるよね。頭を切り替えるためにギターを触るんじゃなくて、唯一頑張ってそれなりに技術をつけたものだからギター触ると自分を肯定されている気がして安心するんだよね。その思考が、ダメ。
切りがないので、このくらいにする。
すっきりした。自分がどれほど愚か者なのか、よくわかった。
数年後、このページを見返した時、腹を抱えながら読んでいることを、祈る。
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